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給水加圧ポンプの圧力スイッチの誤動作2

圧力スイッチの誤動作1で書いた症状の加圧ポンプがまたあった。3階建ての博物館で蛇口を開けると最初は水が出なく暫くしてから 勢いよく出た。
トイレがフラッシュバルブ式の和便器で、水を流すと汚物がはじけ飛ぶほど酷い時があった。
がしかし、今度の圧力スイッチ接合部はステンレスで前回の様なことはありえない。しかしやはり蛇口を開けながら圧力を測るとゆっ くりと落ちていく。
この加圧ポンプはポンプ吐出側の管から分岐して圧力スイッチ・圧力タンクに行く途中にリフト式チャッキ弁があった。
「ここにチャッキ弁って?」とそこを分解してみると弁蓋に小さな穴があるスプリング付チャッキ弁だった。
つまり使用開始時は弁が開いて圧力タンク・圧力スイッチの圧力が一気に落ちるが、ポンプが稼働し始めるとチャッキ弁が閉じる。
しかし弁蓋に小さな穴が開いてて少しずつ圧力タンク側の圧力が上がっていき最終的に圧力スイッチが切れる。
つまりこの穴あきチャッキ弁で圧力変動を抑えてチャタリングも抑える構造になっている。
しかしこのチャッキ弁が摩耗して閉じたままでロックしていたので、蛇口を開けても圧力はゆっくりと下がるので前述のような症状が 出た。
よってこのチャッキ弁を交換したら治った。ちなみにE社のポンプでした。
cq3系統図