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給水加圧ポンプの圧力スイッチの誤動作1

給水加圧ポンプを使用しているアパートで水の出がおかしいというので調べてみた。
蛇口を開けると最初水が出ない。暫くすると勢いよく出る。そんな状態だった。
「ああ、圧力スイッチのベローズが寿命だな」と思って交換したが同じ症状。
そこで圧力スイッチの接続部にチーズ、圧力計を入れて吐出時の圧力を監視してみた。
蛇口を開けてもすぐに圧力が落ずゆっくり落ちる。これでは圧力スイッチが正確に動作しても水はすぐには出てこない。
何でかなと視てみると、圧力スイッチ接続部はポンプから出た太い管に、3/8の管が溶接してあり、素材が鉄であるため、管内部が 錆でほぼ塞がっていた。
これにより圧力変動が抑えられていたのが原因だった。もう15年以上使用しているポンプなので+ドライバーでグリグリと錆をそぎ 落として修理完了とした。
最近の加圧ポンプは、ステンレスが多用されてきて、このようなトラブルは減ってきたようだ。
漏水箇所